ふるさと納税をやりゆう自治体は殆どやないろうか。そんな中、今回馬路村役場の西川君がルーキー部門の大賞を受賞したちや。
馬路村の若いしが頑張りゆうことは小さな村の大きな力になるがよ。
ふるさと納税をやりゆう自治体は殆どやないろうか。そんな中、今回馬路村役場の西川君がルーキー部門の大賞を受賞したちや。
馬路村の若いしが頑張りゆうことは小さな村の大きな力になるがよ。
秋空がこじゃんと青かった。心地よい風を浴びもって村民が仕分けしたプラスチックを回収したちや。ゴミを出さん村にしたいがよ。
今日は馬路村で遅ればせながらプラスチックを回収する初日となりました。記念すべき一日。
どればあのプラスチックが集まるろう。
もうまあ始まるきね。
馬路村で生まれて、馬路村の保育園、小学校、中学校と幼少期、青春時代を過ごしても、高校生活は馬路村でできん。馬路村を離れんとイカンがよ。高校を卒業したら、大学生や専門学校へと進学していく。そうなってきたら、進路は必然的に都会へとなる。田舎で闊達な時期を過ごしたに、大人になったら都会で働く図式。働くという事はそこで税金を支払うということ。大人になったというひとつの証明でもある。そんな中、田舎にも税金を納められる方法という事で「ふるさと納税」という仕組みが始まった。
馬路村はあんまりふるさと納税という仕組みには疎く後発的ではあるけんど、二の足をふみよったけんど、令和2年度は1.5億円の納税を集めた。柚子商品や木工品でその返礼品3割、5千万円の売上に繋がっちゅう。そんな中、更に馬路温泉では今年、やっと日の目を見させてもろうた。今までも宿泊券の取り扱いはしよったけんど、馬路村へ納税者が宿泊に来てやっと馬路温泉へお金が落ちる仕組みやった。
この度、うまじ温泉では3品のふるさと納税の返礼品を取り扱うことになった。
是非、馬路村へふるさと納税を待ちゆうきんね。
1品目は馬路温泉の前を流れる安田川の鮎。
2品目は馬路温泉特製柚子酢ダレ。
3品目は馬路温泉で卵から孵化させて育てゆうアメゴの稚魚を調理した「稚魚ウマ」
馬路村はご存じのとおり、森林率が以上に高くおおよそ村の97%が森である。高知県がハチヨン(84%)とうたいゆうばあやき、それよりもこじゃんと森モリもり。馬路村で我々は3%の土地でで息をしゆうがよ。魚梁瀬杉は言わずと知れた日本の杉と言われる。その昔は林業でこじゃんと儲けたと聞いたけんど、今は鳴かず飛ばず。が、先日の高知新聞にはコロナ禍で外国材が入らんなってきよって、国産材に光が当たりだしゆうと書いちょった。ウッドバブルが出来つつあるような嬉しい記事やった。
さて、そんな馬路村でその昔は木工芸品も花形やった。杉や檜を加工して器等、木工品を作るがよ。先日もプロ野球選手の引退試合で高知県知事が送りよった感謝状はおそらく魚梁瀬杉の品やないかとテレビで映っちょった。
そして木工芸職人でも刳(く)り職人と言われる職人もおって、木の真ん中を刳っていってお盆や花瓶を作るがよ。馬路村にも今とうとうひっとり残っちゅうばあなが。やす君。
やす君が長年修行してきた技術は一長一短にはいかんがよ。左腕と右腕のハンドルをくるくる回しながら刳る機械を操るが。この機械やないけんど、木を挽きよってやす君も大けがを昔しちゅうと。腕がとれちょったらしい。その話しを聞いたばあでも痛いちや。
そんなやす君が刳った品物を馬路温泉で販売しゆうきね。
檜のお茶碗は馬路温泉の食器としても使用しゆうがよ。お客さんも気に入ってくれゆう。木目がそれぞれ違うき、是非気に入ったがを使うてみんかえ。
2021年のGWは無事に営業する事が出来た馬路温泉。昨年は生まれて初めて、GWらあに閉めたがよねえ。GWが終わって母の日のバラ風呂も賑やかやった翌月曜日、馬路温泉の前の村道でクレーン車が道を塞いで通行止めになった。
屈強なおんちゃんらあが機敏に動き回る。村道に停めちゅうトラックから道具を出してはインクライン乗り場へ駆け上がり、下りる。行ったり来たり。クレーン車のクレーンはまぎる電線の間を手を伸ばす。
おんちゃんらあがインクランの回りをぐるぐるしだして1時間が経った。とうとうインクラインがレールから外れて空を飛びだした。
道路から10mばあやろうか、ゆっくりと向きを変えてクレーンに吊られて飛ぶインクライン。あの客車から見る景色を味おうてみたかった。
吊り上げられたインクラインは電線の間をごとごと下りだす。
馬路温泉SNS担当のAGARIさんもシャッターを押す。大きな鉄の塊がトラックの荷台へ吸い寄せられるように、乗っていきゆう。
普段はお客さんを載せて上下しゆうインクラインは、トラックの荷台へチョコンと載せられて高知市内の工場へと運ばれて行ったがよ。今、点検を受けゆうき、帰ってくるがは夏休みの運行に間に合わせて来るきね。