2020年も睦月から如月に変わろうとしよります。1ヶ月あっという間ながやき。2月は東京で「馬路村特別村民大交流会」を開催するがになったがよ。2月15日なが。ワタシも行くきねー。その翌日は高知龍馬マラソン2020があるに、今年もよう走れんがよー(泣)
さて、ようよブログを書けれるばあになってきた。ごとごと書くきね。
1月中旬。うまじ温泉は工事をしよってお休みをもろうちょったがよ。そのお休みの間5日間で四国一周走ろうと計画をしたが。ツールド冬休みINよんいちと題して四国一周の旅はどうなったか。
四国に住みながら、だいたいは行った事があるけんど、まだまだ知らん場所もあるし、四国一周続けて走ってみろうと、せっかくの休みながやき。と思いたった。
1月17日の金曜日から出発する予定やったけんど、天気予報は雨。一日ずらして18日(土)の出発になったちや。17日の夜はまだ雨がザーザー降りよって、明日大丈夫やろうかと心配した。
記念すべき1枚目。午前6時うまじ温泉前。夜も明ける前には出発。 雨は上がったけんど、まだまだ水たまりばっかりの中、スタート。荷物を荷台に括ったけんど、これが失敗した。重たい。走り始めて直に後悔した。全然進まん。
お昼になり、須崎市の久礼坂へ来た。本日最初の難関やったちや。6キロの坂道をヒーヒー言いながら登った。後、5キロ、4キロ、3キロと1キロずつ減ってくる看板だけが心の支えになった。大型トラックの運転手のおんちゃんが手を振ってくれたのは力になったちや。なかなかの坂道。荷台の荷物が重たい。
七子峠には豚太郎七子店があって賑おうちゅうがよ。ホルモンラーメン大盛りを汗をかきながら食べたちや。美味しかった。
黒潮町の道の駅で休憩。おばちゃん二人が話しかけて来てくれるがよ。
「お兄ちゃんどから来た?」
「馬路村です」
「まあ、ごっくん馬路村のねえ」
いろいろ親切に話してくれるなあ、と思いよったら、これ読んでと、宗教のご案内のチラシを渡してくるが。
「ありがとう、けんど荷物がどっさりでもう紙でも重たいき」と丁寧にお断りしながら逃げるように出発した。
日が落ち、夕闇が迫った。今日の目的地、足摺岬に到着。220キロ。
坂道をまた上って、足摺テルメの温泉へ行く。看板置いてくれちゅう。
温泉が沁みたー。冷えた体も温もった。
今回はテントを積んで野宿をしながら行こうと計画しちょったがよ。1泊目は足摺岬にキャンプ場を見つけちょったき、そこに目指した。2泊目からは行きあたりばったり。
足摺テルメから更に5キロ程上ったところにあるキャンプ場。真っ暗な中、LEDのライトだけが頼りで行きついた。屋根のついた炊事棟に到着したがは午後9時。炊事棟の電気が点いたと喜んだのもつかの間、すんぐに消えた。LEDのライトを頼りにラーメンを作って食べた。
炊事棟にそのまま寝袋を敷いて寝た。夜中、ごそごそと獣が来る音や近くで犬の鳴き声。風の音。うとうと、寝たり覚めたり。
1月19日(日)午前6時、寝袋を仕舞い、出発の準備をする。
唐人駄場、パワースポットながやってー。
朝日が昇る前の空気が澄んだ足摺岬。釣り人が海に来ちゅうか、無人の車が所々に置かれちゅう。
二日目の朝、今日は愛媛県に入る。それにしても荷物が重たい。写真で見たら何ちゃあないみたいなけんど、こればあでも重たいがよ。
無事に一周出来たかどうか。
続く。